争うことなく円満に遺産分割をするためには?

被相続人が残した遺産がすべて現金や預貯金なら、遺産分割で頭を悩ませることも少なく円満に話し合いが成立することも少なくありません。
しかし、現実的には遺産の多くは宅地・農地・家などというケースが多くて、遺産分割も一筋縄では解決しないことも多いです。
そこで相続人全員が納得できて、できるだけ公平に遺産を分けられる円満テクニックが必要になってきます。
遺産の具体的な分割方法には、現物分割・換価分割・代償分割・共有とする分割といった4つがあって、これらの方法をうまく使い分けて遺産分割することも円満解決につながります。

また本来は、誰もが遺産分割で争いたくないと考えているものなのですが、どうしても相続人の間で争いが発生してしまうことも多いものです。
そこで、各相続人がどのような姿勢で遺産分割に臨んだら良いのかなど、スムーズに遺産分割の話し合いを進めるための円満解決ポイント知っておくと役立ちます。

1つ目の円満解決ポイントは、公平に遺産を分割するための基準となる法定相続分を尊重することで、それにより良識をもって協議を進められます。
2つ目のポイントは、1つ目と矛盾するように感じるでしょうが、法定相続分にこだわりすぎないことです。
法定相続分に拘り過ぎて相続分きっちりの分割をしようとすると、なかなか話し合いが進まないことも少なくないので、多少のデコボコは多めにみる寛容さがあると協議はスムーズに進みます。

各人の事情を考慮することが3つ目のポイントで、その為に皆で知恵を出し合って解決の糸口を探すことです。
例えば、農地をバラバラに分割してしまうと後継者の生活は成り立たないので、代償分割で解決するのもひとつの選択肢ですが、それに相当する金銭を一度に支払えない場合もあります。
このような場合に、他の相続人がそれぞれ相続分を多少譲歩するなど、相手の立場を考えてあげることが円満な遺産分割につながるのです。
4つ目は遺産分割する場合に相続税とのからみを無視することはできないので、税金の負担まで考慮することも必要で、それも円満解決につながります。
遺産相続についてまよったら相続サポートに相談するのがおすすめです。